書評:騎士団長殺し 〜第1部 顕れるイデア編 & 第2部 遷ろうメタファー編〜


村上春樹の新作「騎士団長殺し」を読みました。長編小説としては「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以来4年ぶりでしたが、個人的には原点に立ち返ったようなスタイルが読みやすくボリュームも十分。
淡々とした日常の中にも『死』の意味合いを描くことに苦心した跡が伺えますが、いつにも増して希望の感じられる読後感が印象的。最後まで読み終えて、主人公たちの前途を祈らずにはいられない気持ちになりました。

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書評:プログラミングは最強のビジネススキルである


子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい」の著者・松林弘治さんの新作「プログラミングは最強のビジネススキルである」を読みました。前作は子供向けのプログラミング読本でしたが、今作のターゲットはその親を含む大人や社会人全般・・。
若者に人気のWebサービスを提供しているドワンゴ社監修だけに、ビジネスシーンへの活用事例もお墨付きですが、誰にでも親しみやすい文体で書かれているのが最大の魅力。日常的に何気なくITに接している全ての人に読んで欲しい一冊だと思いました。

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書評「フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識」

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1/28に発売された「フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識」を読みました。ここ数年、めまぐるしいスピードで変化するフロントエンド界隈のトピックを横断的に概観し、キャッチアップすることを目的に書かれた本書。
第一線で活躍する著者陣の確かな目で編纂されているため、なかなか捉えにくい『今』のWebトレンドの全容を、ばっちり押さえることができます。業界に関わる方は、ぜひホットなうちに一読することをお勧めします。

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書評「鍵の掛かった男」

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有栖川有栖の最新作「鍵の掛かった男」を読みました。1/17にドラマ版のスタートも予定されている人気の火村シリーズの新作長編ですが、540ページという大ボリュームに、緻密な推理も冴え渡り、読み応えたっぷり。
トリックや密室といった古典的なモチーフはほとんど出てきませんが、誰しも心に抱えている『秘密』こそが最大の密室になり得ることを看破した意味で、現代ミステリ史に残る傑作だと思いました。

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書評「現場のプロが教える WEBデザイン 新・スタンダードテクニック37」

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8/18にMdNから出版された「現場のプロが教える WEBデザイン 新・スタンダードテクニック37」を読みました。『今どき』のWebデザインのトレンドを幅広く解説しながら、代表的な手法を取り上げて、詳しい実装方法まで掲載している本書。
「最近よく見るあのサイトの手法、実際どうやるんだっけ?」そんな疑問が立ちどころに解決しそうなTIPSが詰まっています。実際に実務でWeb制作に当たっていても、全ての手法を網羅するのは至難の業だったりするので、かなり実践で活用できそうな一冊だと思いました。

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書評「これからのWebサイト設計の新しい教科書」

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先月MdNから出版された「これからのWebサイト設計の新しい教科書」を読みました。Webサイト設計、すなわち『Webデザインの教科書』と銘打っている意欲的なタイトルの本書ですが、近年その重要性が高まるCSSフレームワークの中でも、Bootstrapの活用法に絞って解説されているのが大きな特徴です。
Bootstrapのカスタマイズは、1年ほど前からプライベートワークで取り組んでいるメインテーマの1つだったので、実践パートは喉から手が出るほど知りたい内容だったのですが、フレームワークを使う意味や、時代の変化に合わせたワークフローの改善など、より大きな枠組みに落とし込まれている点が革新的だと思いました。

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書評「子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい」

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松林弘治さんの著書「子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい」を読みました。今、世界中でプログラミング教育の機運が高まっている事例を詳しく紹介すると共に、子供にプログラミングを教えるための親としての心得をやさしく指南してくれる本書。
個人的には、今すぐ活用できるツールやスクール情報が充実しているのが嬉しかったのですが、子供と一緒に楽しく学べる工夫が散りばめられているのが大きな特徴。プログラム初心者向けに書かれているので、大人にもぜひオススメです。

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書評「プロとして恥ずかしくない 新・WEBデザインの大原則」

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こもりまさあきさん監修の書籍「プロとして恥ずかしくない 新・WEBデザインの大原則」が発売されたので、読んでみました。
「 新・WEBデザインの大原則」と銘打たれた本書は、デザインのみならず、Webにまつわる様々な領域について幅広く解説されています。レイアウト、配色、サイト設計…と目次だけにざっと目を通すと、よくあるWeb関連の入門書のようにも見えるのですが、実際に各章を読み進めると、斬新な切り口に驚かされるシーンが多々出てきます。

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