こんにちは。@youthkeeです。今回はWordCamp Tokyo 2015のリレーブログに参加させていただくことになったので、WordPressについて書きたいと思います。私は仕事でもWeb制作をしているのですが、プライベートでもWebサイトやWebサービスを作っています。
そんな趣味のサイトを作る時に使うことが多いのが、世界的に普及しているCMSの一つであるWordPressです。なぜ私が数ある選択肢の中からWordPressを使うのか?私とWordPressとの関わりについて振り返りながら、その理由をご紹介します。
目次
WordPressと私(過去編)
私が初めてWordPressで作ったのが、「IG Fan」というサイトです。このサイトは、2011年に立ち上げたinstagramのファンサイトなのですが、当時私はinstagramにハマっていて、頻繁に写真をアップしていたことが、立ち上げのきっかけになります。
私と同じように夢中になっていたインスタ仲間たちは、毎日のように新しい画像アプリを見つけては実際に使って、その話題で盛り上がっていたのですが、そういった情報をもっと外に発信できたら面白いんじゃないか?そう思ったのが、このサイトのコンセプトです。
そこで、以前から使ってみたかったWordPressを、サーバーにインストールするところから始めて、配布されているテーマを使ってカスタマイズし、一週間も経たないうちに、それらしいメディア風のサイトを作って公開することができました。
今となっては、もっときちんとしたやり方で手直しすればよかったと思う部分は多々ありますが、それだけ早く思いを形にすることができたのは、WordPressのインターフェースが使いやすく洗練されていたことと、情報やリソースが充実していたおかげではないでしょうか?
WordPressと私(現在編)
当時の私のように、聞きかじりの知識でもそこまでできてしまうのですが、WordPressのテーマや機能をカスタマイズするには、それぞれ適した手順や方法論があり、順序立てて学習することで、よりメンテナンスしやすいサイトを構築することができます。
今書いているこの個人ブログも、WordPressで作られているのですが、こちらのサイトはWordPressが生成したファイルをいったん静的なHTMLへ変換し、Amazon S3のクラウドストレージにアップする、というちょっと変わった方法で更新しています。
WordPressというと、サーバー上でプログラムが動いているイメージが強いかもしれませんが、このサイトの場合は、私のローカルのPCの中だけでWordPressが動いている形になるのです。
WordPressは、このようにちょっと特殊な使い方もできるのですが、簡単そうに思えてもいざ実行してみると、うまくいかないのが世の常・・。今の仕組みを実現するまでには、WordPressコミュニティの方々に助言やアドバイスをいただきながら、なんとかたどり着くことができました。
WordPressと私(未来編)
さて、これから先、私が作ろうとしているサイトがいくつかあります。新たに興味を持ったテーマであるゲーム系と音楽系のサイトを作ろうと思い、準備を進めているのですが、そちらのサイトでもWordPressを使う予定です。
なぜなら、次のサイトは今までとは違って、将来的に自分の子供と一緒に更新したり、他のユーザーにも直接参加してもらうようなサービスを考えているからです。
自分一人で使うのであれば、どんなツールを使おうとも、自分で調べてなんとかすればいいのですが、他のメンバーと一緒に使うとなると、そういうわけにはいきません。
その点、WordPressであれば、ドキュメントやリソースが充実しているだけでなく、都内だけでも毎月のように勉強会やイベントが開催されているので、リアルに情報を得る機会がいくらでもあります。
困ったときに誰かに相談できる・・。当たり前のことのようですが、そういった環境や仲間に巡り会えることほど有難いことはないのではないでしょうか?
その意味でも、WordPressコミュニティには、未来を託すに十分な魅力があると思うのです。例えそれを使う人が、ITのなど専門の業種と関わりない人や、これから大人になる私の息子のようなユーザーであったとしても・・。
都内で定期的に開催されているWordPress関連イベント
WordCamp Tokyoへ行こう!
そんなWordPressコミュニティの魅力に触れることのできる格好の機会が、年に一度開催されているWordCamp Tokyoです。私自身も過去にWordCampのセッションを聞いた影響が非常に大きいのですが、実際に活用している人の話を聞くほど、具体的なイメージが広がる体験はありません。
10/31(土)に開催となる今年のWordCamp Tokyo 2015では、「More Publishing=(情報発信)」がテーマとなっているので、WordPressでブログを運営したいと思っている個人の方にとっても、役立つ内容がたくさん盛り込まれているのが特徴です。
また、2日目の11/1(日)には、初の試みであるコントリビューターデイが開催されます。これは簡単に言うと来場者自身が実際にWordPressコミュニティに参加してみる、というコンセプトで行われる取り組み・・。
1日目にも参加型のハンズオンがありますが、合わせて体験するとかなり密度の高い2日間になりそうですね。そんはWordPressコミュニティの魅力の一端を知るきっかけとして、ぜひ皆さんも会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
⇒「WordCamp Tokyo 2015」公式サイトはこちら