「WordPressもくもく勉強会 at コエド」でショートセッションさせていただきました。

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2/8にコワーキングスペース茅場町 Co-Edoで開催された「WordPressもくもく勉強会 at コエド第4回」で、ショートセッションの登壇者を募集していたので、先月ブログに公開したテーマで発表させてもらいました。
結構興味を持ってくれてる人がいたので、欲が出て時間オーバーしてしまったのが反省点ですが、こういったイベントの場でしゃべるのは初めてだったので、とてもいい経験になりました。

「WordPressもくもく勉強会」のショートセッションとは?

今回お話したテーマは「Vagrant + WordPress + Amazon S3でブログをセキュア&快適に運用する方法」。先にGitHubのReadmeに構築手順をまとめたり、ブログの記事に落とし込んだりしていたので、内容としてはかなり固まっていたのですが、いざスライドにするとなるとまた違った見せ方や構成が必要で、ギリギリまで作成に時間がかかってしまいました。

「WordPressもくもく勉強会」は、コエドで毎月行われている定例イベントで、基本的には、分からないことがあったら詳しい人に聞きながら、各自もくもくと作業をするという集まりです。そんな中、2月に開催された第4回から、もくもく作業に入る前に、ショートセッション枠を設けることになりました。

これは、主催の小林さんが別の勉強会でも採用しているやり方で、初心者の人でもお互い学んだことを発表し合うことで、学習効果を高める狙いがあるのだとか・・。「WordPressもくもく勉強会」は、昨年の12月にも一度参加させてもらっていたし、そうやって見守る雰囲気がある中でなら、自分も発表してみようかなと思えたのです。

当日、会場に到着し、最初のアイスブレイク(名刺交換タイム)で他の来場者の方と話してみると、私が発表する内容に興味を持ってくれている人も思いのほか多いようでした。以前参加した際にも、VagrantでWordPressを使っている人は意外と少ない印象があったので、テーマ設定としては悪くなかったのかもしれません。

初めてのセッション登壇を終えて

発表している時は、なぜかあまり緊張はしなかったのですが、最後まで説明し切ることに集中してしまい、途中から時間をチェックするのも忘れてしまいました。次回からは、何かタイマー系のアプリをMacに入れておいた方がいいかもしれません。

また、実際にプレゼンしてみると、もっとしゃべりの中で強調したい部分に緩急をつけたり、観客の笑いを取るまでいかないまでも、リアクションを引き出しながら、トークに組み入れていかないと、なかなか興味を引くプレゼンにはならないな、といろいろ気付かされました。

今回のセッションで言えば、10分という枠の長さや、WordPress初心者の方が多いことを考えると、ひとまず「VagrantとVCCWを使ってみよう」ぐらいの内容でコンパクトにまとめた方が、お互いにとって理解度の高いセッションになったような気がします。VCCWの初回構築時間が7分に短縮されたことで、デモを入れても10分枠に収まるプレゼンも実現できそうですしね・・。

※2015/2/8時点の最新バージョンvccw 2.0.0では、それまで20分ほどかかっていた初回構築の時間が、約7分ほどに改善されました。

セッションで語る意味とは?

そんな反省点の残るプレゼンではありましたが、その後のもくもくタイムでも、Amazon S3のことを質問してくれる方がいたり、スライドで紹介した私のGitHubページを熟読して、テーマ制作方法の参考にしてくれている方がいたりしたのは、私にとって嬉しい体験でした。

そうやってオーディエンスと直接話してみると、彼らが求めていることや、自分の説明で足りなかった部分などが分かり、非常に参考になるものです。今回の題材で言うと、そもそもAmazon S3の仕組みが分かっていない人にとっては、ローカルのWordPressとS3がリアルタイムで連動しているイメージやメリットが伝わりづらかったかもしれません。

今回皆さんにいただいたリアクションも踏まえた上で、もっと分かりやすく人に説明しようと意識することは、自分の学習にとっても意味があることだと分かったので、今後も機会があれば、ぜひトライしてみたいと思いました。

「WordPressもくもく勉強会」はこんな人にオススメ!

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「WordPressもくもく勉強会」は、技術者や制作系の人だけでなく、様々なバックグラウンドを持った人が参加していますし、それぞれの得意分野を活かして互いに教え合う文化があります。

また、ショートセッション枠があるとはいえ、一方的に講師の話を聞くタイプのセミナーとは違って、参加者が自由なテーマで発表し合える、ゆるやかな雰囲気があるところも魅力です。皆さんもWordPressで何か作ってみたいものがあったら、ぜひ気軽に「WordPressもくもく勉強会」に参加してみてはいかがでしょうか?

おまけ

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今回発表したスライドは、Mac用のグラフィックツール「Sketch」で作成しました。Sketchでスライドを作成すると、フォントや背景のスタイルを一言管理できるので、今回のように枚数の多いスライドを作る際にも、修正作業が効率的に行えました。スライドの作成に利用したSketchファイルもGitHubにアップしてあるので、興味のある方はこちらからダウンロードしてみてください。

また、スライドで紹介した関連サイト等は、PDF内のURLをクリックすると直接開くことができるので、チェックしたい方はこちらからPDF版をダウンロードしてご覧ください。

ちなみに、SketchからPDF化したスライドには、文章中のURLに自動でリンクが付くようですが、SlideShareにアップした時にはリンクが有効になりませんでした。SlideShareにアップしたスライドのURLリンクを有効化するには、どうしたらいいのでしょうか・・?どなたかご存知の方がいたらご享受ください。

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