村上春樹の新作「騎士団長殺し」を読みました。長編小説としては「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以来4年ぶりでしたが、個人的には原点に立ち返ったようなスタイルが読みやすくボリュームも十分。
淡々とした日常の中にも『死』の意味合いを描くことに苦心した跡が伺えますが、いつにも増して希望の感じられる読後感が印象的。最後まで読み終えて、主人公たちの前途を祈らずにはいられない気持ちになりました。
小さな一歩から、世界を変える何かを。
村上春樹の新作「騎士団長殺し」を読みました。長編小説としては「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以来4年ぶりでしたが、個人的には原点に立ち返ったようなスタイルが読みやすくボリュームも十分。
淡々とした日常の中にも『死』の意味合いを描くことに苦心した跡が伺えますが、いつにも増して希望の感じられる読後感が印象的。最後まで読み終えて、主人公たちの前途を祈らずにはいられない気持ちになりました。