7/3に川崎SerbianNightで開催された初音さんの主催イベント「フライング・サマーガールフェス」へ行ってきました。今回もバンドスタイルで出演する初音さんに加えて、辻詩音さん、斉藤麻里さんという人気アーティストが集結・・。
シンガーソングライター好きには見逃せないイベントになりましたが、コラボやオリジナルグッズなどフェスっぽい企画も満載。何よりも出演者みんなの熱いロック魂のおかげで、いち早く夏を実感できた気がします。
目次
初音の初フェス、ここにはじまる。
去年の夏は、「ヒトリラツアー」という初の全国ツアーをスタートさせた初音さんですが、今年の夏も何か新しい試みを・・ということで企画したのが「フライング・サマーガールフェス(通称:フラサマ)」です。
フェスというからには、もちろんゲスト出演者も呼び込むのですが、今回参加した辻詩音さんと斉藤麻里さんは、ここ最近のライブで初音さんと共演してから仲良くなったという、縁の深いアーティストばかり・・。
人見知りエピソードが豊富な初音さんだけでなく、一人で活動することの多いシンガーソングライターは、意外と友達が少ない人が多いそうですが、そんな彼らに横のつながりができるのは、ファンとしても嬉しい限りですね。
斉藤麻里さんとは、シンガーソングライターの祭典「歌歌2016」でも共演していたりと、近いフィールドで活躍している点も見どころの一つですが、プライベートでも親交のある3人だけに、和気あいあいとした雰囲気を楽しめるのが他のイベントにはない特色です。
ひと足早くやって来たサマーガールたち
フェスにはちょっと早い時期ということで、「フライング」の名を冠していたこのイベントですが、当日はまさかの猛暑日で、早くも夏真っ盛りを感じさせるフェス日和となりました。
会場に一歩足を踏み入れると、場内にザザーッと『波』の音が流れていて、外とは一転して涼しい気分にさせてくれます。また、物販エリアには、この日のために用意された特製『フラサマ』Tシャツや、うちわなどのグッズも販売されていて、お祭り感が満載でした。
この日は、OPA(オープングアクト)があるかも、という情報が事前に流れていたのですが、なんとステージに最初に登場したのは、前日に結成したばかりという新ユニット「MaSH」の3人・・。
その正体は、「MaSH」という名前から予想できなくもなかったのですが、麻里=Ma、詩音=S、初音=Hの3人が組み合わさったコラボ・ユニットなのでした。
そんな愉快なサプライズから、ゆるっと始まった「フラサマ」でしたが、ギター弾き語りの2人と、初音さんのキーボードの相性も抜群で、楽しくオープニングを盛り上げてくれました。
三者三様のロックの饗宴
続く斉藤麻里さんのステージでは、エレキギターを抱えた麻里さんが、女性ばかりのメンバーを揃えたガールズバンドで登場。麻里さんのライブは何度が観たことがあったのですが、アコースティックの時とは全く違う『ロック全開』のパワフルな演奏にすっかり圧倒されてしまいました。
力強い中にも気怠さがある独特の歌声もよかったのですが、私もお気に入りの「明日映画を見に行こう」では、一転してしっとりしたバラードを聴かせてくれて、切ない夏の想い出を彷彿させるステージでした。
辻詩音さんは、アコギとキーボードというアコースティックな編成で、爽やかなロック・ナンバーを聴かせてくれました。辻詩音さんのライブは2度目でしたが、独特のキュートなキャラクターが愛らしく、初音さんとはまた違った意味で癒されます。
『この日のために作った』と豪語する、サマフラこと「サマーフラッグ」も夏にぴったりのワクワク感がありましたが、同じく夏を舞台にした「花火があがったら」では、一転して切ない想いが胸にグッと迫ります。
トリを務めた初音さんのステージは、バンドワンマンでもおなじみのBAYBANDの面々と登場。前回の「POP’N’ROUGE」以上にロック感が強いんじゃないか?と思わせる熱い演奏で、息もつかせぬパフォーマンスを繰り広げます。
初音ライブでは定番の「B.F.F.」では、いつもの手拍子に加えて、クライマックスでタオルを振り回すという新たなアクションを取り入れ、会場をさらなる一体感に包みながら、大円団の中、幕を閉じました。
まとめ
アンコールでは、再び3人で登場かと思いきや、なぜか辻詩音さんは欠席・・。そして、初音さんがa-nationでも演奏した思い出の「恋に出逢った夏」を再現するため、急遽LAから駆けつけたという『シオネム』姉さんが登場しました。
この夢の共演によって、めったにお目にかかることのできない「恋夏」のラップバージョンをフルで楽しむことができたのです。こんな贅沢なコラボが見れるのも、まさにフラサマだけのスペシャルなサプライズだったと言えるでしょう。
そんな感じで、最後まで特別感が満載のイベントでしたが、会場の盛り上がりも普段のライブやワンマンとはまた違って、すごくホットな温度感があった気がします。ぜひ、今後もまた初音主催のフェス・イベント開催に期待したいですね。
そして、この夏は斉藤麻里さんと共演する「歌歌2016」の東名阪公演に加えて、全国6都市を巡る「初音のヒトリラツアー’16」も開催予定・・。ツアーでは、フェスとは一味違ったアットホームな空間が楽しめそうですが、今年も全国津々浦々、初音さんの活躍から目が離せないサマーシーズンになりそうです。
「フライング・サマーガールフェス」セットリスト
MaSH(オープニングアクト)
- Candy kicks(辻詩音)
- メロディ(斉藤麻里)
斉藤麻里
- 瞬きシャッター
- Monster
- My Way
- 明日、映画を見に行こう
- ツナガル
- 君がいなきゃ世界はまるで意味を成さないんだ
辻詩音
- Runaway
- ゆこう
- 名前も知らない君に
- レインソング
- 花火があがったら
- サマーフラッグ!
- 17
初音
- 毒りんごと○○
- 夏色の恋
- ホントはね
- A DAY
- B.F.F.
- 君が教えてくれたこと
アンコール
- 恋に出逢った夏 lap version (初音)
- 夏だね(TUBE)
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